20152015年01月03日 07:54

あけましておめでとうございます。


長崎県諫早市、有喜漁港からの日の出。
正面は雲仙岳。
初日の出じゃないよ。

アングラの意味を知る2014年09月13日 20:52

UG・Nさんの個展を観に行ってきた。

なんだかうれしかった。
良い刺激を受けた。
UG・Nさんとの楽しい会話から、銀塩プリントという表現手段は
まだまだ今後も僕の中で躍動し続けると感じた。

だから、お願いします。富士フィルムさん、コダックさん。



お疲れ様、ありがとう2014年06月08日 18:22

父が亡くなった。
5/29 午前3:15。6年間に及ぶ長い闘病だった。
本人はさぞかしつらかっただろう。
よくがんばったよ。もう大丈夫。ゆっくり、ゆっくり休んでくれ。
向こうで待ってる僕の奥さんによろしく伝えくれよ。
圭悟は元気いっぱいにスクスク育っていると。

僕は愛する妻を亡くしてから、人から受ける愛情と、人へ与える愛情、
そしてそれらによってうまれる人と人との絆というものを
深く考えるようになった。

父は僕ら家族を愛してくれた。
そんな父に感謝しているのだけど、とうとう最期まで父に直接
「ありがとう」と言えなかった。
改めて言うのも小っ恥ずかしくてさ。

僕は、火葬炉の奥へゆっくりと入っていく父の棺に向かって
「ありがとう!」と叫んだ。

1年半ぶりの帰宅2014年04月29日 22:09

父が多系統萎縮性のため医療介護施設に入所して1年半になる。
体は全く動かず、話すこともできず、食事は胃ろうで摂っている。
完全に寝たきりの状態だ。
休日には家族で施設に行き、話しかけたり圭悟の顔を見せてあげたり
しているけど、もっと父のために力になってあげられることは無いか。
そうだ。一時的に家に帰らせてあげよう。
ケースワーカーさんや、介護士さん、看護師さんに相談し、
一時帰宅計画を提案した。

そして昨日、その計画は実現した。
当日の体温、血圧、酸素濃度とも良好で、看護師さんの付き添いのもと
1年半ぶりに帰宅することができた。

酸素供給の制限のため滞在時間はわずか30分。
そのわずかな時間でも、父は自宅の雰囲気を楽しんでもらえただろうか。
ここ数ヶ月で表情の反応が鈍くなってしまったので、父の気持ちをを
表情から得ることはできないけど、たぶん、30年間住んだ自宅のにおいを
感じ取ってくれたと思う。


泣けばいいのか2014年04月23日 20:52

昨日は、妻がお世話になるお寺へ行き、永代経法要でお紐解きをしていただいた。

ご住職の説教で興味深い話があった。
皆それぞれ授かった命を大切にして生きていかねばならない、
といような話。
う〜む、「命を大切にして生きて行く」と言われても、なんだか
漠然としていて具体的にどうすればいいの?と思うけど、ご住職は
医学的な観点から命を大切にして長生きする秘訣を紹介してくださった。

セロトニンの分泌を促しましょうということだ。
セロトニンは生理的、精神的に気分を安定させる効果があるらしく、
どうやったらセロトニンが分泌されるか?

1.首を回す
2.深呼吸をする
3.太陽の光を浴びる
4.散歩する
5.泣く

とのこと。
まぁ、1〜4は、リラックス効果がありそうでなんとなく理解できるけど、
「泣く」っていうのは特質で意外だ。
感動したり悲しいことがあったら、思いっきり涙を流して泣くといいらしい。
最近全然泣いてないなぁ。
妻とのいろんな想い出を深掘りして思い出すのがツラくて怖い。
いつまでも、くよくよ泣いていては前向きに進められない、みたいな
考えがあって、ずっと悲しみを無理に押し殺しているのかもしれない。
でも、常にひたすら前に進む必要もない。
たまには思いっきり涙を流して泣いて立ち止まるのもいいかな。